前沢牛といわての食材料理コンクール
試食会に行ってきました


前沢牛と岩手県産食材のPR、若手料理人の育成を目的に【プロの料理人を目指す学生】と【調理経験3年以内かつ25歳未満】の方を対象に開催されたコンクールです。
前沢牛「内もも肉」と、岩手県産の食材2品以上使った作品であることがルール。
審査員は「キハチ」ブランドで知られるアイビー株式会社最高顧問の熊谷喜八さん、山形県庄内地方の地産地消イタリアン「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフの奥田政行さん、地元のレストラン「ロレオール」オーナーシェフの伊藤勝康さん、「ホテルメトロポリタン盛岡」西洋料理・料理長の狩野美紀雄さん、「プラザイン水沢」総料理長の上野祐市さん。

全国から186点の応募があり、一次審査(書類選考)を通過した9人がそうそうたる皆さんの前で腕を競いました。
その結果は

最優秀賞 大原隆平君
(三重県立相可高等学校3年)

牛肉の低温変わり揚げ〜焼きトマトリゾットを添えて〜
優秀賞 越川いづみさん
(三重県立相可高等学校3年)

前沢牛のゴロゴロ野菜軍艦
優秀賞 中西 耕介君
(北海道三笠高等学校2年)

いわて淡雪蒸〜すきやき新時代〜
奥州市の二人は審査員特別賞に選ばれました

審査員特別賞 後藤 涼君
(岩手県水沢第一高等学校3年)

ぎゅぎゅっと黄身酢ソースdeデコレッテ
審査員特別賞 石川 和斗さん
(プラザイン水沢)

蕪と塩麹の豆乳みぞれ すき焼き風
2月15日(土)午後6時から表彰レセプションと試食会が開催され、約100人が最終審査に進んだ料理を堪能しました


表彰式
記念撮影
「高校生がこんな料理を作るのか?とビックリした。日本の料理界は明るいと感じた」
審査委員長の熊谷さんからの講評です


「悪天候の中の移動で体も心も疲れていたが、持っている力を発揮できた。
高校最後となるこのコンクールで最優秀賞を受賞できて良かった」
大原君の清々しい一言です。
(この日は全国的に大荒れでした




レセプション開始から1時間。
表彰式が終わり…
いよいよ

試食会の始まりです








見た目も美しく上品な料理の数々。
どれから手を付けていいかわかりません

事前にアンケート用紙が配布されました。
感想は本人に届けられるとのことで書く側も真剣。
未来のシェフたちに熱く暖かいメッセージを送りました

箸とペンを必死に動かしていると


伊藤シェフの南部鉄器を使った牛料理の実演が始まりました。
シェフの全てを一瞬たりとも見逃すまいとする若者たちの必死さ

料理が仕上がる頃には、シェフの片腕となってお手伝いしていました。
「色々な質問がくるから、こっちも熱くなっちゃったよ。」
伊藤シェフは真剣さを頼もしく楽しく感じながら美味しい料理をふるまって下さいました!
未来のシェフたちの料理にお腹は満たされ
若い人の真剣さや熱意に心が満たされ、満足満足の試食会でした
