黒石寺蘇民祭 の様子。
フツーのカメラでの撮影

限界がありますが、雰囲気が伝われば…と思います。
(主に裸参りの写真です


午後10時【裸参り(夏参り、祈願祭)】
祈願者、厄年の善男善女が各自「角灯」並びに割竹にはさんだ浄飯米(おはんねり)を持ち、列をつくり瑠璃壺川(山内川)で身を浄め、薬師堂、妙見堂を巡り、五穀豊穣・災厄消除を祈願する。
裸参りの集団が本堂の方から下りてきました。
瑠璃壺川へ向かいます。
角燈が幻想的で美しいです。

真冬日の夜の水垢離。
交替して…
バシャーッ〜〜


気勢をあげて寒さを吹き飛ばします

午後11時半【柴燈木登(ひたきのぼり)】
境内の山中から採られた生松割木を井桁積に3m以上の高さに積み重ねて火を焚く。
若者、群衆は山内節を唄い、「ジャッソー、ジョヤサ」の掛け声をかけて祈願する。
※過去の写真です

午前2時【別当登】
別当が守護役、祓人に守られ、法螺貝・太鼓を従えて薬師堂内陣に登り護摩焚き供養を行い、参拝者、祈願者に護摩を授ける。
午前4時【鬼子登】
檀家の7歳になる男子2名に麻衣を着せ、籠手をつけさせ、木槌を持たせ、鬼面を逆さに背負わせ、水垢離をとった大人に背負われて薬師堂に登り、参拝する。
午前5時【蘇民袋争奪戦】
護符である小間木を麻袋に入れた蘇民袋を「親方」が小刀で切り裂き、小間木を境内の男女が拾う一方で、争奪戦参加の男性たちは引き裂かれた蘇民袋を激しく奪い合う。
最終的に、蘇民袋の首にいちばん近い部分を持っていた者がその年の取主(とりぬし)となる。
袋を奪った者の地が五穀豊穣を約束されるという。

※過去の写真です

ん?
夜明け前、揉んで揉まれながらの争奪戦です。
一晩中、雪がちらつき寒い夜でした

参加された皆さん、お疲れ様でした
