ドーン。
とたぬきさんが出迎えてくれる、奥州市前沢区にあるお食事処「網代」。
こちらで先日、【奥州市産米粉を使った麺の試食会】が開かれました

お食事処「網代」さんでは、店内に水槽があり、活きの良いお魚さん達が悠々と泳いでいました

カニさんだっています

奥州市からの受託事業として始まり、前沢区の地域特産の開発・PRを目的とし、麺の製造・調理・提供まで、地域で全て出来る農産物加工品を作ろうと、前沢飲食店組合が一丸となり進めて来たこの麺作り。
紆余曲折を経て、試食会の日を迎えました。
地域特産品というくらいなので、原材料は勿論奥州市産の省農薬米。(特別栽培米の70〜80%農薬減)
麺のつなぎも奥州市産です。
こちらは白米。
米。
米粉。
米粉麺。
こちらは、米から生まれた白肌の姫を由来とし、「米姫(まいひめ)」と命名。
お次は玄米。
米。
米粉。
米粉麺。
こちらには、玄米は体に良いことから、老いを止めるということで「老止米(おとめまい)」と命名。
また、“米(まい)”を“舞い”とし、老いた人も踊り出すほどの美味しさ、との意味も込められています。
お次は古代米。
米。
米粉。
米粉麺。
こちらは、古代米の名前が“花穂(かほ)”なので、「花穂の米(かほのまい)」と命名。
何度でも言いますが、これら全て奥州市産です

白米は細麺・太麺・平麺へ、玄米は細麺・平麺・古代米は細麺・平麺へと製麺します。
そして調理されたのがこちら。
まずはざる盛り仕立。
麺は手前のちょっとピンクっぽいものが古代米、真中の白いものが白米・奥の茶色っぽいものが玄米です。
古代米は少しもちもちしていて歯ごたえがあり、白米はうどんっぽくくせのない味で、色も味も米粉麺が初めての人でも抵抗なく食べられる感じがし、玄米はおそばっぽく、ほんのり甘く、香りも良く、一番評判が良かったです

お次はホワイトソース風仕立とナポリタン風仕立。
ホワイトソース風仕立。
ナポリタン風仕立。
パスタ感覚で食べられますが、ちょっとソースの味に麺の味が負けていたのが残念

こちらはサラダ盛り付け。
わさび醤油でぴり辛ですが、さっぱり食べられます。
そしてこちらはお吸い物仕立。
つるっと簡単に咀嚼が出来、お年寄りや子供でも楽に食べられます。
そしてこちらは区内の飲食店の方がお試しで作って来てくださったじゃじゃ麺風仕立です。
全てに共通して言える事は、とにかく麺がつるっつるで食べやすい

そして、米粉を使っているのでヘルシーながら腹もちがとっても良く、ダイエットが気になる方にオススメです

また、咀嚼が楽なので、病院食としても活用出来そう

参加された皆さん、色々な味を試しつつ、ご自分のお店や職場ではどのような使い方が出来るかを考えながら試食は進みます

そして、真剣にアンケートの記入

また、今回の試食会で使用した割箸は、前沢牛協会が製作した奥州市の見どころスポット入りの割箸なんです

こちらにもご注目

こうして、【奥州市産米粉を使った麺の試食会】は無事閉幕したのでした

生の状態の麺は乾燥に弱く、日持ちは一週間程度ですが、2分くらい茹でるだけで良いので調理がしやすいのがなんと言ってもお手軽で便利

改良の余地はまだまだあるので、今回の試食会で出たご意見やご感想を参考に、「もう一度食べたくなるような麺」を目指しますとのことでした

ヘルシーで食べやすく調理方法も色々な米粉を使った麺料理は、「前沢飲食店組合」加盟店にて、3月1日から順次提供されます

興味をひかれたそこのあなた

是非是非お試しくださ


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お食事処「網代」
住所:奥州市前沢区字株樹180

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