江刺区にある、えさし亀の子本舗 八重吉煎餅店
(ギャラリー「亀の子館」併設)を訪問してきました

こちらでは炭火で手焼きした「亀の子せんべい」を販売しています。

焼きあがった生地を熱いうちに亀の甲羅の形へ整形して
ゴマをたっぷりとつけたもの。
一口食べればゴマが口いっぱいに広がり
炭火で焼かれた生地の風味も本当においしい。
昭和9年に初代八重樫吉次さんが始めた手焼きの煎餅店。
今は2代目の八重樫理悦さんがその技を受け継ぎ煎餅を焼いています。

朝に火をおこし、炭火で丁寧に焼いていきます。

焼き型に流し込むのは小麦粉と砂糖と水。
弱火で焼き上げ、熱いまま指ではじをつまみ亀の形へ。

ご主人に手渡された焼きあがったばかりの煎餅は、まだやわらかく、
食べてみると素朴な味わいがとてもおいしかった。
黒ゴマに砂糖と水を加えたものを煎餅に掛けて
炭火の上で半日乾かします。

店頭に並ぶのは焼き始めてから1日半かかります。
二階は『ギャラリー亀の子館』になっており、
だいたい1か月くらいで、展示している作品が変わります。

今月のテーマは【冬彩】。
こちらの写真展では四季折々の様々な風景が楽しめます。

亀の子煎餅を買いにいらした際は
是非、2階もお立ち寄りください。
こちらは、亀の子たわしで作った亀(笑)
かわゆす。でも肌触りが、ガリガリする・・・(笑)

亀の子せんべいの種類は
生姜汁と砂糖を塗った『生姜煎餅』
江刺産黄金みそを生地に練りこんだものに白ごまをちらした『亀の子 亀楽』
バターとマーガリンを生地に加えアーモンドを乗せて焼いた『亀の子 おかめ』
豊かに実る胡桃を使った『亀の子 胡桃(くるみ)』
煎餅になる夢をはたせなかったカケラ達の『清衡の里えさし 夢のあと』
などです。
この他に乾く前の生の亀の子せんべいも限定で販売しております。

機械生産ではないので、作れる量に限りがあります。
特に贈答品にも人気ですので、これからの季節(3月〜4月)は
お買い求めの際は電話でご予約いただくのがおすすめですよ。

地方発送もしておりますが、
ぜひ店舗を覗いてみてくださいね。
炭火とごまの香りがお待ちしています。

**詳 細**
えさし亀の子本舗 八重吉煎餅店
奥州市江刺区中町3−12
&FAX 0197―35−2708
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