黒石寺蘇民祭に向けて準備が進んでおります


水沢江刺駅前には巨大な角燈が登場しました


奥州市水沢の市街地から黒石寺へ向かう道路にも角燈が置かれ道行く人の目を惹いています


境内は雪があり、足元はところどころ凍っていますので
蘇民祭へお越しの際は長靴をはいて
防寒対策もしっかりしてお越し下さいね


こちらは川の水を浴びて身を清める瑠璃壺川です↓↓↓

昨年はあまりの寒さに川も氷り、氷を砕いて川に入りました

体験された方は「水に入った方がまだ温かく感じる」のだそう

境内には蘇民祭で使用するいくつもの小屋が出来上がっていました。
屋根は直前にかけるので骨組みと壁面まで作って完成です。
後ろに見えるのは庫裡です ↓↓↓

黒石寺蘇民祭は
平成25年2月16日(土) 夜10時から 始まります。


≪祭典行事内容≫
★午後10時〜【裸参り(夏参りまたは祈願祭)】
・厄年連中・一般祈願者・善男善女が角灯を持ち、
瑠璃壺川で身を浄め「ジャッソウ・ジョヤサ」の掛け声で、薬師堂、妙見山を巡り、
五穀豊穣・災厄消除・無病息災・家内安全・五穀豊穣を祈願する。
★午後11時30分〜【柴燈木登(ひたきのぼり)】
・金の合図で行列を作り腰をかがめて、「イヨーイヨー」の掛け声で、
柴たたきつけ、ごま穀、塩を持って進む。本堂前に生松割木を井桁に積み上げ火をつける。
若者たちは裸になり柴燈木の上に登って火の粉をあびながら山内節をうたい気勢をあげる。
★午前2時〜【別当登(べっとうのぼり)】
・梵鐘の合図で寺務所に集り、手木が祓人(はらいびと)に配られ、
別当(住職)と蘇民袋が守護役・祓人に守られ、ほら貝・太鼓を従えて薬師堂に登り、厄災消除、五穀豊穣の護摩を焚く。
★午前4時〜【鬼子登(おにごのぼり)】
・鬼子は数え七歳の男児二人で、麻衣をつけ、木斧と小槌を持って鬼面を逆さに背負い、
大人に背負われて松たいまつや葦たいまつと共に行列を組んで本堂に入る。
鬼子が本堂に入った後、本堂外陣に護摩台が出され、
別当がその上でと曼荼羅米(まんだらまい)十二支の形に作った餅をまく。
次に本堂内から火のついた松たいまつが二把持ち出され、護摩台の上で合わされる。
鬼子を背負った人がその火の囲りを三回まわりながら火の上を飛び越し本堂に戻る。
★午前5時頃〜【蘇民袋争奪戦】
・蘇民袋の中には、小間木と呼ばれる、疫病の護符は将軍木(かつのき)を削って六方形とし、
「蘇民将来子孫門戸☆」の九文字が書かれ、寸角に切ったものが入れられている。
蘇民袋も祈願者が一日で紡いだものである。やがて、小刀で袋が裂かれる。
善女はその小間木を拾ってお守りとするが、裸の男たちはさらに空になった袋の争奪戦をくり広げ、
明け方まで2時間余りも激しい取り合いを続ける。
最終的には袋の首の部分を握っていたものが取主(とりぬし)となって争奪戦は終了する。
境内を出た集団が東に向かうか、西に向かうか、どちらの集団が凱歌を上げるかによって、
その年どちらの土地が豊作になるかが決まるという占いの要素も持っている。
迫力満点の男たちの蘇民祭!見ごたえ十分です!
是非、お越し下さい

なお、当日午前0時から祭案内所にて“蘇民袋争奪戦”の参加者登録も行っております

下帯と足袋は会場でも販売しておりますので、是非皆さんのご参加お待ちしております

※当日は、かなり冷え込むことが予想されますので、防寒着・長靴でのお越しをオススメします
また、凍結の可能性がありますので運転はくれぐれもご注意ください。
※会場近くに臨時駐車場があります。誘導員の指示に従ってご利用ください。道路への駐車は禁止されております。
***お問い合わせ***
奥州市観光物産協会
岩手県奥州市水沢区西町1番1号
TEL 0197-22-7800
FAX 0197-22-8281
天台宗妙見山 黒石寺
岩手県奥州市水沢区黒石町字山内17
TEL 0197-26-4168
FAX 0197-26-4303