2013年02月06日

日本一の大俵の作り方。


平成25年2月9日(土)

第24回 全日本 農はだてのつどい』が開催されます。


そこで使用される「福俵」(大俵)は日本一の大きさなのですexclamation×2


全長4メートル

幅2.5メートル

重さ8トン!!!




この「福俵」は4年に1度のわら交換をしており、丁度今年が交換の年となり今回で6度目となります。

その作業が奥州市胆沢区の供養塚ポケットパークで新調作業が行われました。


前回紹介した小野寺わら工房の従業員10名が、古俵からわらを外し新しいわらを掛け替えしました。


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雪が舞う中、気温は1℃。

そんな状況でもみなさんテキパキと作業を進めていきます。私たちは寒さでガチガチなのにふらふらスゴイぴかぴか(新しい)

驚いたのは最高年齢88歳のおじいちゃん!それに一番若くても62才だと聞いてもっと驚き!


作業をしているのが御年88歳というおじいちゃん。さすが手際が良い。↓↓↓

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まず大俵から古いわらを外し、今年編み上げたわらで覆っていきます。

製作は1月15日から10日ほどで作ったんだとか。

「すごいですね!そんな短期間で?!」と驚いていると


「んだぁ!成人式終わってから作り始めたんだぁ!60歳の成人式なぁ!

んでもぉ、3〜4日間は休んだんだーぁ。ははは!!!」とのこと。

ん〜すごいパワーグッド(上向き矢印)

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土台をわらで覆ったら今度は「結い縄」と呼ばれる1本13sもある縄を俵に巻いていきます。


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結い縄を肩にかけて、引っ張りながら2周させて留めていきます。

俵が大きくて反対側が見えないので、声を掛け合いながらの作業が続きます。


小野寺わら工房の代表 小野寺延吉さんに聞くと


「ほんとは結い縄は5本なの。だけども、これは大きいから3本なのっしょ。」

「(わら細工を)作れる人はいっぺいるけんど、俺たちはプロだからなんでもこしぇる。」と。


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「祭りの当日は厄年の人たちが俵に乗るから、かっこよぅぐせねばな。」と小野寺さん。


最後はていねいに表面を整え、

2日間の作業で掛け替え作業が終了しました。


祭りを支える地域の力はすばらしいですね。


当日のお祭りがとても楽しみですぴかぴか(新しい)


第24回 全日本 農はだてのつどい』は平成25年2月9日(土)に

開催です。


開催日:平成25年2月9日(土)
    15:00〜20:00

会 場:胆沢総合野球場 特設会場

主 催:いさわのまつり実行委員会

詳細は追ってお知らせします。ぜひ日本一の大俵(福俵)をご覧になってくださいexclamation



posted by 奥州市観光物産協会スタッフ at 08:00| 観光物産情報
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