秀衡塗の小さな重箱 roof-town(ルーフタウン)と、
南部鉄器ティーポット cha-gu(チャグ)が
2012年度グッドデザイン賞 を受賞しました!!!
おめでとぉーーーーうございますっ

受賞を聞きつけ、さっそく奥州市にある水沢鋳物工業協同組合に行ってきました


こちらがその南部鉄器の【cha-gu】です

埼玉県在住のデザイナー石田和人氏が各商品をデザインしたそうで、
とてもスタイリッシュでモダンなデザイン

伝統工芸品を日常に取り入れやすい形ですね


小ぶりなサイズのポットは500ccは入る大きさで、
お茶のみならずストレーナーをセットすればコーヒーも淹れることができます

テーブルの上に置いてフォンデュや、バーニャカウダも楽しめます。
南部鉄器ですから、鉄分補給もでき、料理も美味しく仕上がりますよ。

8つのパーツから構成される【cha-gu】は
必要パツだけを購入できます。ハンドルは取り外し可能です

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【cha-gu】
ティーポット、ハンドル、カップ、蓋、
ウォ−マー、ストレーナー、ストレナーガイド、茶漉し
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そしてもう1つ気になった商品がコチラ


南部鉄瓶の蓋をさえるミニの南部鉄瓶『蓋押さえっこ』

『蓋押さえっこ』は底面に強力磁石が入っていて、
お湯を注ぐ際に蓋が落下するのを防止する役目をしています

水沢鋳物工業協同組合の後藤安彦事務局長考案のこの『蓋押さえっこ』は、
中国のお客様からの要望で生まれた商品とのこと

なんでも中国では鉄瓶や急須でお湯を注ぐときに、両手を使い蓋に手を添える習慣がなく、
取っ手を持った手の指で蓋を押さえるそう

そのとき、蓋も熱くなってるため、うっかり鉄瓶や急須の蓋が落下してしまうという
問題があったそう

そこで登場したのがこの『蓋押さえっこ』


鉄瓶の上に乗った小さな鉄瓶の姿がかわいらしくて、蓋を押さえる用途以外にも普通にマグネットとしてもいいですね

どちらの商品も奥州市鋳物技術交流センターにて販売しております。
価格や、販売店についてもこちらへお問い合わせください。

※いわて県南エリア伝統工芸協議会は岩谷堂箪笥生産協同組合・水沢鋳物工業協同組合・翁知屋・丸三漆器で構成され、県南広域振興局が開発に取り組んでいます。
※「roof-town」はまた次回ご紹介します。
水沢鋳物工業協同組合(奥州市鋳物技術交流センター内)
住所:奥州市水沢区羽田町字明正131
お問い合わせ:0197-24-1551