
蘇民祭は日本三大奇祭の一つとされ、五穀豊穣や無病息災を祈願する火と男の祭りです。
当日は空気がとても澄んで星や月がはっきり見える中での開催となりました

雪も降らず風も吹かず、祭りの前の静けさ…

午後10時、血気盛んな男たちによる「裸参り」が始まります



瑠璃壺川へ向かう列。闇夜に浮かぶ角燈の灯りが幻想的。

瑠璃壺川にて「蘇民將來」と叫びながら水垢離を行い身を清める男たち。

柴燈木登で気勢をあげる。煙と火が凄いです。


蘇民袋の争奪戦を待つ男たち。中の小間木や麻袋の一部を手にした者は厄災を逃れるといわれています。

道路まで飛び出しての奪い合い。祭りのクライマックスです。


最後は田んぼへなだれ込んで決着。この時点での気温はマイナス14℃です

今年の取り主は十数年ぶりに地元黒石の方でした。


けが人もなく無事に終了。やはり蘇民祭はとても熱い祭りでした
