2011年09月12日

駅からハイキング開催しました!

JR東日本が主催している、駅からハイキングに参加してきました。
各地のJR駅から徒歩や専用バスを利用しながら観光&ハイキングを楽しもうという無料の企画です。

昨日、岩手県では「帝都復興院総裁後藤新平のふるさと探訪」と題して水沢駅発の駅ハイが行われ、30名弱の参加者が集まりました。

今回は水沢駅→めがね橋→乙女川親水公園→後藤新平記念館→武家住宅資料館→後藤新平旧宅→高野長英生誕地→奥州宇宙遊学館→みずさわ観光物産センター→高野長英旧宅→水沢駅という3時間のコースです。

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後藤新平は南満州鉄道総裁、外務大臣、逓信大臣、拓殖大学学長、東京市長、ボーイスカウト連盟の総長などを歴任し、関東大震災の際には内務大臣兼帝都復興院総裁として都市復興計画を立案した人物です。
彼が震災直後に打ち出した復興計画はあまりの規模と予算のために「大風呂敷」と呼ばれました。
そして財界からの猛反発で縮小せざるを得なかったが、現在でもその復興計画は東京のインフラの重要な骨格となっているそうです。
因みに野村監督の座右の銘である「財を遺すは下、仕事を遺すは中、仕事を遺すは中」は後藤新平の名言ですね。
先見性と実行力のあった後藤新平なら、東日本大震災にどう対処するか…というテーマの探訪でした。

みなさん観光サポーターの方や後藤新平記念館の館長さんの話などを興味深く聞かれていました。

関東からの参加者も多く、少し早足でしたが水沢の魅力を伝える良い企画だったと感じました。
posted by 奥州市観光物産協会スタッフ at 09:02| レポート
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