2011年09月07日

研修に参加しました!

昨日は奥州市の物産と平泉の世界遺産を学ぶ研修に参加してきました。


まずは水沢区の株式会社水沢米菓のせんやさんの工場見学です。
世界モンドセレクションの最高金賞や全国菓子大博覧会の名誉総裁賞などを受賞しており
世界が認めたおせんべいを製造している会社です。
奥州の銘柄米「ひとめぼれ」を原料にして一枚いちまい心を込めて焼いたおせんべいが特徴です。
2代目社長の佐藤様はお菓子の「ばかうけ」などを開発した方で、パッケージや商品のアイディアを常に創出している意欲的な方でした。

次は平泉の世界遺産に関する施設を案内できるよう、ルートの確認を行ってきました。
中尊寺、金鶏山、観自在王院跡、毛越寺、無量光院跡、文化遺産センター、文化史館を見学してきました。
無量光院跡は現在発掘調査中ですが、2年後には水を張り極楽浄土をイメージした浄土庭園を再現できるそうなので楽しみです。
文化遺産センターには奥州藤原氏の歴史を説明するパネルや資料が展示されています。
藤原氏最後の当主、藤原泰衡の首桶から出てきた種から発芽させたハスの展示なども見応えがあります。
このハスの種は800年前のもので、首桶の漆で湿度が保たれていたことで奇跡的に発芽させることができた貴重なものです。

世界遺産登録された中尊寺や毛越寺だけではなく、周囲の関連施設なども巡って見識を深めるとより楽しめそうです。

今回は時間の都合で駆け足となってしまいましたが、ぜひプライベートでもう一度ゆっくり見て回りたいと思います。
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posted by 奥州市観光物産協会スタッフ at 08:49| レポート
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